• 環境
  • 2022.04.27

レンタカー補修を”完全水性塗料化“へ。
現場のチャレンジがもたらした成果とは?

トヨタモビリティサービスは「SDGs -3つチャレンジ-」と題し、
「明日のために、未来のために。今走り出せること。」を全社一丸となって日々取り組んでいます。

弊社はカーリース事業に加え、東京都23区を中心に42店舗を展開するトヨタレンタカーの運営も行っています。

レンタカー事業の中で、日頃発生する事故などの修理をどこで対応しているか皆さまご存知でしょうか??

今回は、修理業務を行っている東京都練馬区「谷原テクノセンター」をご紹介。
SDGsに貢献している取り組みとは・・・??驚きの最新技術に迫ります!


環境と従業員のために、溶剤塗料の廃止へ

完全水性塗料化01

取り組みを推進する、森田センター長

谷原テクノセンターでは、月300台を超えるレンタカーの板金・塗装修理を行っています。

しかし、日々の業務の中には課題点もありました。

「ーそれが塗装作業です。
ボティーに吹き付ける一般的な塗料にはシンナーを含んだ溶剤塗料が使用されているケースが多く、この溶剤塗料には多くのVOC(揮発性有機化合物)が含まれています。このVOCは、大気や水質、さらには健康への影響も懸念されています。環境と従業員のためにも変革に取り組みことを決めました!」

谷原テクノに務める森田センター長はこう語ります。

こうして、2017年から部分的に水性塗料の利用を開始しました。


苦戦!高スキルが必要な水性塗料

完全水性塗料化02

高い技術が求められる水性塗料

水性塗料の利用をスタートしたものの、大きな課題に直面しました。

水性塗料は溶剤塗料と異なり、塗料の乾燥工程などが必要なため、作業時間が増加。
さらに、ムラなく塗装するには高いスキルが必要なため、効率的な運用が出来ない日々が続いていました。

しかし・・・
“この難局を乗り越えなければ未来はない”
“SDGs取り組みの手を止めてはならない”

この一心で谷原テクノセンターのメンバーが奮起します。


強力タッグでカイゼン!そして最新設備導入へ・・・

完全水性塗料化03

谷原テクノセンターに掲示しているプレート

水性塗料をマスターするために、水性塗料を取り扱う「日本ペイント株式会社」さんのトレーナーに協力を依頼。
塗料の調色方法やボディーへの吹き付け方などさまざまな観点からカイゼン策を模索し続けました。

そして、温度や湿度によって大きく仕上がりが左右されることに着目!
機能を刷新した最新の塗装ブースを2022年1月に導入しました。
最新ブースの機能を最大限駆使することで、塗装ムラが減り作業工程もスムーズに!
老朽化した設備が一新されたことで電気やガスの消費量も削減されました。

さらに、日本ペイント株式会社さんの水性塗料ラインナップが拡充したことで、
すべての塗装工程で水性塗料が扱えるようになりました。
参考:日本ペイント自動車補修用水性塗料「nax E-CUBE WB 水性システム」製品ページ

谷原テクノセンターでは、すべての溶剤塗料を処分し、オール水性塗料のチャレンジを開始。
現場の創意工夫と日本ペイントさんとの強力タッグで、品質も安全も担保した運用が確立しました。

取り組みから約5年・・・念願の “完全水性塗料化” を実現しました!


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最新の塗装ブース


導入の効果は・・・? 従業員から喜びの声続出!

水性塗料導入を通して、従業員の健康への取り組みを進めてきたトヨタモビリティサービス。

現場からは・・・
■ 自分たちの仕事が環境保全に繋がっているので、SDGsの取り組みに貢献していることが嬉しい!
■ 導入当初は大変だったけど、メンバー全員で良い成功体験となりました!
■ 毎日の食事がおいしくなったような気もします(笑)
と、喜びの声が続々と届いています!

谷原テクノセンターでは「1日でも早くレンタカーを現場に復帰させ、安心安全にご利用者さまに移動を提供したい」という想いで日々修理業務を行っています。
皆さまには、是非トヨタレンタカーをご使用いただく際に「谷原テクノセンター」の取り組みを思い出していただけますと嬉しいです!

水性塗料に関して、今後もさらなるカイゼンを続け、塗料使用量削減にも果敢にチャレンジしていく予定です。
トヨタモビリティサービスのさらなる「SDGsチャレンジ」に是非ご注目ください!


完全水性塗料化05
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