• 安全安心
  • 2022.07.22

危険が潜む夏の社用車利用!
夏に多発するトラブルの回避法とは?

今年の夏は、全国的に異例の早さでの梅雨明けに始まり、
6月末からの連続猛暑日など、例年にも増して天候が不安視されています。

近年、日本では、35度を超える猛暑日や記録的大雨、直近では竜巻や雹被害など、想定を超える天候不順にさらされる機会も増えてきました。

これらの天候は、人にもクルマにも大きなダメージを与えます。

今回は、そんな天候の中でも従業員の皆さまが、安全安心に社用車を利用できるよう、夏に急増するトラブルとその回避方法をご紹介します。



エアコン利用時でも要注意!運転時の隠れ脱水症とは?

夏に急増するトラブルに、運転時の隠れ脱水症があります。

隠れ脱水症は、下記のような状況が相まって、体内の水分が不足し、
脱水症状を引き起こします。

・様々な輻射熱を浴び続けることによる体内の水分消費
・エアコン利用による車内の乾燥
・水分の補給不足

体内の水分が不足した状況では、体内に溜まった熱は放出出来ません。
それにより、炎天下の車外だけでなく、エアコン下であっても熱中症に陥りやすくなります。

さらに、血液中の水分までが失われているため、血栓もできやすくなり、最悪の場合「意識喪失」「呼吸困難」などを引き起こす危険性も高くなります。

こういった隠れ脱水症は、走行前や休憩時の十分な水分・塩分補給、
車内換気や軽いストレッチなど
を小まめに行うことで回避できます。

夏は他の季節よりも脱水症状が進みやすいことを認識し、意識的に隠れ脱水症を防ぐよう心がけましょう。



炎天下ではクルマも疲弊—小まめな点検でトラブルを回避!

強い日差しにさらされる夏は、急激に車内外が熱せられるため、人だけでなく、クルマに与えるダメージも大きく、
多くのトラブルが発生しやすくなります。その代表的なトラブルが次の5つです。


■夏に発生する車両トラブル




<車両トラブルの主な原因>

・エアコン故障
エアコン利用が増加することで、他の季節よりもホコリ等もたまりやすくなり、異臭や効きの悪さ、異音などを引き起こします。

・バッテリー上がり
電力消費の大きいエアコンを利用することでクルマの消費電力量を上回ることに加え、暑さでバッテリー消耗が加速。
 バッテリーが上がりやすくなります。

・冷却水不足によるオーバーヒート
強烈な日差しに熱せられた車体とクルマが発する熱が重なることで、冷却が追い付かなくなりオーバーヒートを引き起こします。
 最悪の場合、エンジンへ絶大なダメージを与え、車両が動かなくなることも。

・タイヤのパンク、バースト
路面が強烈な日差しに熱せられたことと走行時の摩擦熱が重なり、タイヤ自体の温度が上昇。
 それによりひび割れ、パンク、バーストなどを引き起こします。

・室温上昇によるトラブル
車体が強烈な日差しに熱せられることで、車内が短時間で異常な高温となり、様々な機器や持ち物の故障原因となります。
 近年では、携帯バッテリーの発火や爆発なども多発しています。


これらの多くは、夏の暑さが原因で起こり、日頃のメンテナンスや事前の安全点検を行うことで、
発生リスクを軽減させることが可能です。

トヨタモビリティサービスでは、社用車を利用される皆さまが安全安心にご利用いただけるよう、
点検・車検整備のついたメンテナンスリースでのご契約をお勧めしております。

トラブルを未然に防ぐためにも、是非、トヨタモビリティサービスの「安心メンテナンス」をご検討ください。




突然のゲリラ豪雨、冠水した道路が招く危険
—冠水しやすい場所と冠水時の対処方法は?

近年、夏に急増するトラブルとして、台風やゲリラ豪雨による道路の冠水被害があげられます。
都市部の道路は特に、舗装面が多いため、排水機能が追い付かず、冠水してしまう道路も多く存在します。
その代表的な例が、アンダーパスです。


■冠水リスクの高いアンダーパスや高架下には要注意!

アンダーパスとは、左下の写真のように立体交差で掘り下げ式になっている下の道路のことです。
形状的にも水が流れ込みやすく、コンクリートやアスファルトで覆われているため、
ひとたび豪雨に襲われると排水能力が追い付かず、一気に冠水してしまいます。



クルマは、ある程度までの冠水であれば、走行は可能です。しかし、水深が深い場所を走行できるように設計されていません。

急激に水位の上がるアンダーパスにおいては、水没により下記のような事態を引き起こすリスクが非常に高くなり、
命を脅かすような危険もはらんでいます。

・エンジンやマフラーへの浸水で、エンジンが停止。
・想像以上の浸水により、水圧でドアの開閉が困難に。
・電気系統への浸水により、感電の危険性UP!

そのため、大雨や河川増水などの際は、早めの非難を心掛け、命を守る意味でも、
冠水路や冠水リスクのある道路への侵入を避け、引き返す、もしくは、迂回するようにしてください。


また、冠水リスクの高いアンダーパスには、
右の写真のような「冠水情報表示板」や「水深路面標示」が設置されている場所があります。

道路状況を十分確認した上で、少しでも危険だと感じた際には、
無理な進入はしないようにしましょう。








■万一、クルマが水没してしまった場合にとるべき行動とは?

万一、クルマが水没してしまった場合には、落ち着いて、下記のように行動してください。

  1. 1、 慌てずクルマを止め、エンジンを停止。※1
  2. 2、 【自力で脱出ができる場合】水深を測りながら、ゆっくり車外に出て、来た道を歩いて戻る。
  3. 3、 【水圧でドアの開閉ができない場合】緊急脱出用ハンマーを使用し、クルマ側面のガラスを割って脱出。
  4. 4、 【脱出用ハンマーがない場合】車内外の水位差が小さくなったタイミングで、力を込めて、足で一気にドアを蹴り開け脱出。
  5. 5、 車両は、水が引くまで放置し、ロードサービスや販売店などに救援依頼を要請。

参考:JAF 自動車が冠水・浸水したらどうすればいい?


近年急増する冠水被害への備えとして、自動車用脱出ハンマーなどを運転席から手の届く位置に用意し、事前に使い方を説明書でおさえておくと安心ですね。

ただし、自動車用脱出ハンマーは、過去に粗悪品の流通により、非常時に逃げ遅れるという事態も発生。それにより、こういった商材に珍しく、JIS(日本産業規格)が制定されています。

ご購入時は、必ず、JISマーク、GSマークで性能保証された製品であることを確認の上、お買い求めください。

参考:販売店装着オプション「レスキューマンⅢ(ハンマー&カッター)」


また、短時間大雨警報が発令されるような場合には、無理に走行はせず、安全な場所で身を守る行動を選択してください。




安全安心な社用車運用の取り組みは、トヨタモビリティサービスへ!

トヨタモビリティサービスでは、正しい回避法を知ることが従業員の安全を守るという考えのもと、今回は、夏に急増する社用車利用時トラブルをご紹介しました。

夏のトラブルは、事前の点検等で軽減・回避できることもあります。
是非、企業さまの安全運転への啓蒙活動にもお役立てください。

また、近年急増する天候被害への備えについても、現在加入保険の補償内容を事前確認することで、より安心して社用車を利用いただけます。

トヨタモビリティサービスは、社用車をお持ちの企業さまの安全安心な社用車運用をトータルでサポートしています。
クルマに関するお困りごとは、お気軽にご相談ください!


お問い合わせはこちら

  • ※1一度水没したクルマは、故障や火災の原因となるため、水が引いてもエンジンを再始動させないようにしてください。
  • ※2性能維持のため、ご購入日から5年間を目安に新品をお買い求めください。期限内であっても、使用後または強い衝撃が加わった場合には継続して使用しないでください。
TOPへ戻る