• 安全安心
  • 2022.08.31

【交通安全クイズ】~飲酒運転を未然に防ぐために編~【vol.01】

飲酒運転による痛ましい事故が後を絶たないということで、
千葉県八街市の事故を皮切りに、2022年4月より強化されたアルコールチェックの義務化。

今回は、社会人として、とても身近な飲酒運転というキーワードを軸に
「日頃お仕事で社用車を運転されるみなさま」への安全啓蒙を兼ねた交通安全クイズ~飲酒運転を未然に防ぐために編~をお届けします。


【交通安全クイズ】飲酒運転|認識度チェック!(全4問)

Q1


酒気帯び運転の対象となる 呼気中のアルコール濃度 はいくつでしょうか?

①0.10mg/ℓ以上
②0.15mg/ℓ以上
③0.20mg/ℓ以上

答え

 ②0.15mg/ℓ以上

解説

アルコール摂取の単位となる1単位 =0.15mg/ℓ(純アルコール20g)の酒量は下記になります。



アルコール1単位が分解されるのにかかる時間は、およそ4時間程度(女性・高齢者の場合、およそ5時間程度)。
2単位の場合、およそ8時間程度(女性・高齢者の場合、およそ10時間程度)はかかる
と言われています。

参考:一般社団法人日本損害保険協会「飲酒運転防止マニュアル」

当然、酒量が増えることにより体内での処理時間も多くかかることになりますので、
日頃何気なく行った晩酌の量でも、翌日までアルコールが体内に残る可能性もあります。

運転する前日の飲酒は、運転開始時間などを考慮した行動に加えて、
運転予定が早朝からという場合には、酒を控えるという判断も必要ですね。



Q2


 運転者の飲酒を知りながら車両に同乗した場合 の罰則は以下のどれでしょうか?
(運転者の状況が酒気帯び運転の場合)

① 1年以下の懲役又は30万円以下の罰金
② 2年以下の懲役又は30万円以下の罰金
③ 3年以下の懲役又は30万円以下の罰金

答え

 ② 2年以下の懲役又は30万円以下の罰金

解説

こちらのような場合には、同乗者も処罰の対象となります。

道路交通法第65条第4項で「車両の運転手が飲酒をしていると知りながら、該当車両の乗車を依頼し、
同乗してはならない」
と定められています。

そのため、今回のケースですと、運転者と同乗者には以下の刑罰が適用されます。



尚、同乗者が運転免許を持っている場合には、以下の通り行政処分も下ります。

<運転手の飲酒状態と同乗者の行政処分(罰則内容)>

  • 酒気帯び運転(0.25mg未満) : 違反違反点数13点、免許停止90日
  • 酒気帯び運転(0.25mg以上) : 違反点数25点、免許取消・欠格期間2年
  • 酒酔い運転          : 違反点数35点、免許取消・欠格期間3年

(参考:警察庁 道路交通法第65条第4項「運転者以外の周囲の責任についての処罰」)

運転者だけでなく同乗者にも重い処分が科される「飲酒運転」。

同乗者が免許を持っていても持っていなくても、
運転者がお酒を飲んでいると知りながら同乗した場合は、刑罰の対象になるので注意しましょう。


また、運転することを知りながらお酒を提供した・飲酒していることを知りながら車両を提供した場合も、
刑罰の対象となるので運転する方だけでなく、周囲の方々も十分な注意が必要です。



Q3


 国家公務員 が飲酒運転において「酒酔い運転をし、人身事故を起こした場合」の処分は以下のどれでしょうか?

①減給
②停職
③免職

答え

 ③免職

解説

国家公務員にも一般企業と同じように飲酒運転に関する規定が明記された
「懲戒処分の指針について」人事院から出されています。

その中には、しっかり飲酒運転に関しての厳罰処分が明記されております。

4 飲酒運転・交通事故・交通法規違反関係


※処分の際、過失の程度や事故後の対応等も情状として考慮の上、判断される。

(参照:人事院 懲戒処分の指針について「最終改正: 令和2年4月1日職審-131」より)


このように、行政などでも飲酒運転に関しては、厳しい規則を設けています。

トヨタモビリティサービスでは、各企業さまの規定に関しても今一度ご確認をいただき、
啓蒙活動を含め、ご検討いただくことをオススメしています。



Q4


飲酒運転で交通事故を起こした場合の 自動車保険による補償 で正しいものはどれでしょうか?

① 加害者・被害者共に補償される
② 被害者は補償されるが、加害者は補償されない
③ 加害者・被害者共に補償されない

答え

 ② 被害者は補償されるが、加害者は補償されない

解説

通常の交通事故ならば、事故を起こした加害者であっても
自身のケガに対する補償として保険金を受け取ることができます。

しかし、飲酒運転で事故を起し、加害者となった場合には、
免責事由に該当することから、「自身のケガや車両に対する補償」は一切受け取ることができません。

(参考資料:一般社団法人日本損害保険協会Q&A)

ただし、たとえ飲酒という重大な過失があったとしても、
被害者への損害に対する補償は、保険制度の被害者救済の観点から、有効となります。

このように保険制度においても、各保険会社の約款でも確認できる通り、
重い行政処分や刑事処分同様、飲酒運転を厳しく規定しています。

そのことを十分理解し、運転時は飲酒運転の対象とならないよう、行動していくことが重要です。



事故のない安全安心な社用車運用を目指して—

いかがでしたでしょうか?全問正解はできましたか?

近年、右グラフでもご覧いただける通り、飲酒運転の交通事故と
死亡者数の推移は、この10年間は減少傾向となっています。

それでも、2021年の飲酒運転が原因の事故は約2,000件、
死亡者数も約150名。

痛ましい事故は、まだまだ発生しているのが現状です。

飲酒運転による事故を起こした場合、
加害者は、車両保険に入っていてもその補償は、制限または、
適用されず、さらには健康保険も利用できない等の事態も発生します。

トヨタモビリティサービスでは、
社用車を利用される従業員のみなさまの安全安心や危機意識の醸成には、正しく交通安全を知ることが重要だと考えています。

こちらの交通クイズは、社内の交通安全啓蒙活動の一貫としてもご活用いただける内容となっています。是非ご活用ください。


—企業さまの実情に合わせた、取り組みもサポート!

トヨタモビリティサービスでは、
アルコールチェック義務化への取り組みや機器選定、
車両関連規定や自動車保険付保内容の見直しなど、
企業さまの状況に合ったご案内も行っております。

こちらもあわせて、ご活用ください。

次回の交通安全クイズもお楽しみに!



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