生産性、モチベーション、安全面…
社用車管理のあらゆる悩みを「リースバック」で解決

(左から右)代表取締役社長 横村様 / 本社総務 髙田様・山田様

東京コンピュータサービス株式会社

事業内容 情報処理機器、装置の総合サービス(販売・製作・運用・保守・修理等)、情報システムの設計・構築・運用、電気工事・電気通信工事の請負施工など
設立 1969年8月
従業員数 約520名(2021年1月現在)
導入台数 51〜100台
URL https://www.to-kon.co.jp/

導入前課題

・社用車の購入〜管理〜運用という仕事に時間を割いていた
・社用車を壊れるまで使用していたため、安全性に不安があった
・長く乗っていたため燃費が悪く、燃料費もかかっていた

導入効果

・社用車の管理・運用をTMSに一任することで工数が1/3程度に
・5年ごとに最新車両に替えることで安全性向上・事故減少
・平均燃費は2倍に向上し、燃料費減少

「信頼と信頼」を社是に掲げ、ICTシステムの開発から設計・構築、ハードウエアの販売・運用保守・修理、電気工事に至るまでICTの総合サービスをワンストップで提供する東京コンピュータサービス株式会社。全国18支店・部、42拠点で100台以上の社用車を購入・使用していましたが、2015年にトヨタモビリティサービス(以下、TMS)のカーリースを「リースバック」で導入。導入から7年で何がどのように変わったのでしょうか。

代表取締役社長の横村様、車両管理を担当している総務課長の髙田様、総務総括主任の山田様、新潟支店長の桑原様、新潟支店で車両管理を担当している専任課長代理の荒木様に話を聞きました。

車の管理・使用に関わるムダな仕事を削減

代表取締役社長 横村様

──まずは貴社の事業内容について教えてください。

代表取締役社長 横村様(以下、横村様):ICTシステムの開発から設計、構築、ハードウエアの販売、導入、運用保守、修理、LAN工事や電気工事に至るまで、あらゆる業界・業種のお客様のICTのライフサイクルをトータルにサポートし、ワンストップでサービスを展開しています。

──近年、注力している分野は何でしょう。

横村様:PC、サーバ、ストレージなどの販売事業、セキィリティや運用ビジネス、データセンター関連ビジネス、コールセンター事業などです。

システム部門では、アプリケーション開発やシステム基盤構築、セキュリティやクラウドビジネスといった既存のビジネスに加え、今まで手掛けたことのない新規ビジネス、例えばAI、RPAなどの新技術を用いたデジタルビジネスやDX関連ビジネスへのチャレンジに力を入れております。

──ビジネスで車を利用するのはどのようなシーンですか。

横村様:当社は全国に18支店・部、42拠点を有し、合計で約100台の社用車をサービスマンや営業マンが日々使用しています。工業地帯など、公共交通機関がない地域にオフィスを構えているお客様もいらっしゃるため、我々のビジネスに車は欠かせません。

特に新潟支店は新潟県全域と長野県の一部を担当しており、移動も広範囲です。システムの故障や不具合で困っているお客様のところに車を利用し1分1秒でも早く駆けつけます。

以前は100台以上の社用車をすべて購入して運用・管理していたのですが、2015年にTMSさんのリースバックに切り替えました。全国の支店・拠点で働く社員たちはすごく管理業務が楽になったと喜んでいるようです。

本社総務 髙田様

──リースバックを導入した経緯について教えてください。

総務課 課長 髙田様(以下、髙田様):きっかけは2013年に横村が社長に就任したことです。それまでは、物は使えなくなるまで使うという方針でやってきたので事務機器含めてリースは導入していませんでした。だから車も全部購入して、限界まで使い、もうこれ以上走れないという状態になったら廃車にして買い替えていました。

横村様:社長に就任する前から、車を購入して管理するのは非常に手間ひまがかかるので、リースにして欲しいという社員の声を聞いていました。

本社の総務や各支店の支店長をはじめ、現場の社員たちも車の管理や使用に関して余計な仕事が発生していました。それで工数を削減してより本業に注力してもらおうとリースバックの導入を決断しました。

社用車100台を一斉にリース化するのは大変なので、支店単位で徐々に導入し、小さな成功を積み重ねて、全支社に波及・展開するようにしました。最初に導入したのは、全支店の中でも多くの台数を抱え、使用頻度・走行距離の長い新潟支店です。

新車に切り替える手間が1/4以下で済む

──全国に先駆けてリースバックを導入した新潟支店では何が変わりましたか。

新潟支店 専任課長代理 荒木様(以下、荒木様):新車に切り替える際の手続きの手間が一気になくなりました。

今は5年ごとに新車へ切り替えていますが、リース導入前は新車購入の初期費用を考え買い替えを躊躇し、壊れるまで長く乗るのが通常でした。

ようやく車が壊れて買い替えたいとなった時でも、その予算を取るのが大変だった。支店長が自分でディーラーに見積もりを取り、交渉し、稟議書を書いて本社の総務に申請しなければならなかったので、大変な労力と時間が必要でした。

それが今は、TMSさんにお願いの連絡を一本して、返ってきた書類を確認し、本社にお伺いを立てるだけで完結します。時間にすると1カ月以上かかっていたのが1週間くらいと1/4以下で済むようになりました。

新潟支店 桑原様・荒木様

──コスト面や安全面で改善された点はありますか。

荒木様:リースバックの導入により金銭、時間などのコスト、安全性に対する心配のすべてが解消されました。

導入前は、車を限界まで使用していたので修理費や点検費、車検の際の部品交換代などの想定していなかった費用も多く発生し、予算という点でも苦慮していました。

そもそも新潟県は縦に長く、仕事で走る距離がほかの支店より断然長いので車が傷みやすいんです。

雪国なので1年の半分はスタッドレスタイヤを履いています。その履き替えを社員任せにしていると、季節が変わっても同じタイヤをそのまま使っていることもありました。

また定期点検や車検の管理は、支店で整備工場に予約を入れて、価格交渉し、見積もりを取り、本社に申請し、許可を取って、支払いをするという一連の手続きを行う必要があります。本社に申請して許可が下りるまでの間だけでも数日はかかっていました。

そうしたタイヤ交換をはじめ、法定点検、車検、消耗品の交換、メンテナンスなどの管理をTMSさんにお任せできるようになり、一連の手続きが不要になりました。導入前と比べると車両管理に関する工数や時間が1/3程度に短縮できました。

新潟支店 支店長 桑原様(以下、桑原様):ドライバーが冬でも夏でもタイヤの心配をしなくて良くなったことも大きなメリットですね。

また使用中に何か不具合があった時でも、導入前はこちらから整備工場に連絡、交渉、手配など全てを対応しなければならなかったのですが、導入後はトヨタの工場に入庫予約をするだけで後工程は全てTMSさんがやりとりしてくれるようになりました。

運用の手間が大幅に削減でき安全性が高まっただけでなく、「トヨタ」という安心感もあり文句なしですね。

燃費向上でガソリン代は半分に

荒木様:最も大きく変わったのは燃費です。長く乗ると燃費も悪くなってくるので、燃料代もかさみます。

リースバック導入前は26台の社有車で年間1台当たり約1万9000km走行しガソリンを約2000L使っていました。1カ月にすると平均約166L、平均燃費が約9.5km/Lでした。

それがリース導入後、リース満了ごとに車種を見なおし、昨年度からコンパクトハイブリッド車に切り替えたところ、長野地区3台の非低燃費車を入れて25台で、年間1台当たり約1万7300km走行し使用ガソリンは約950Lと半分以下に減少。平均燃費も18.2km/Lと2倍に向上しました。

──ほかにリースバックを導入して良かったと感じる点はありますか。

荒木様:リース期間満了に合わせて、仕事にあった車種を選べることも大きなメリットですね。

例えば保守作業では大型部品を運搬することがあり、積載効率の良いプロボックスはとても便利です。また施設工事で不測の事態があった場合も、様々な道具や部材を積んでおけるので、いちいち支店まで取りに帰る時間のロスが減らせています。

また最新の車は先進安全技術や盗難防止機能などの装備が充実しているので、我々も安心して管理できる点も助かっています。

心の余裕が生まれ、7年間で事故報告が激減

──車を使用する社員のメリットはどのような点にあると思いますか。

荒木様:サービスマンは毎日車に乗り、直行直帰が当たり前です。車内で過ごす時間が長いので、5年ごとに最新の車に乗れるというのは気持ちが良く、モチベーションアップにつながります。

桑原様:当社はリースバック導入から7年目なので、5年で一度新車に替えて、2周目に入って少し経ったところです。今はアクアを使っていますが、機能や装備、安全性が最新の新型車に慣れると旧型車には乗れなくなりますよね。

荒木様:最も大きなメリットは、最新の車は安全面の機能が向上しているので、運転している社員が安心して乗れる心の余裕が生まれたことですね。また、ドライブレコーダーを付けることによって、ドライバーが危険な運転をしなくなったようにも感じます。

実際にリースバックを導入してからの7年間で事故報告が激減しました。特に最近は本社に事故報告を上げた記憶がありません。

──新潟支店からリースバックの導入を開始し、その後の全国への波及はどのように進みましたか。

横村様:新潟支店がこれほどの効果、実績を証明してくれたので、他の支店への導入もスムーズに進み、2、3年で全社リースに切り替わりました。最初の導入時と同様、TMSさんが各支店に出向いて丁寧に説明してくれたので助かりました。

リースバックは、これまで話してきたように、かなりの省力化、コスト削減、安全性の向上、社員のモチベーションアップとあらゆる面でメリットしかありません。

そのほかにも、TMSさんには車種選定や交通安全の啓蒙など、車を起点に様々なより良いサービスをご提案いただいています。

髙田様:TMSさんはそのほかにも、事故があった際の保険会社の対応まで一本連絡を入れるだけで請け負ってくれます。我々が手探りでやっていた車周りのあらゆる業務を一気通貫で解決してもらえるのも嬉しいポイントですね。

経理まわりの手続きがストレスフリーに

本社総務 山田様

──本社として、リースバックの導入により改善された点は何でしょう。

管理部 総務課 総括主任 山田様(以下、山田様):大幅に業務効率が改善されましたね。リースバック導入前にしていた車両を維持管理するための自動車関係諸税・自賠責や任意保険などの支払いを、今はTMSさんがすべて代行してくれています。それにより納付用紙を各支店からすべて本社に集めて一括で支払いした後、各支店に控えを配るという作業が一切なくなりました。

経理面でも車のリース料を含め、車検や保険、税金などの諸経費が一元化されて毎月定額の支払いになり管理しやすくなりました。加えて100台分の減価償却の作業も解消されて、楽になりました。

山田様:私は過去に経理も担当していたのですが、経理部門からも喜ばれています。

良きビジネスパートナーとして、トータルサポートを期待

代表取締役社長 横村様

──今後TMSには何を期待しますか。

山田様:私自身、TMSさんの対応に満足していますし、支店からもクレームなどは一切入っていません。満足度がかなり高く、現場としてはこれ以上の要望は特にないというのが正直なところです。

横村様:引き続き車種選定や機能面のご相談をしていきたいです。また、安全面に気を配りすぎるということはないので、現在も事故は多くないのですが、そのリスクマネジメントの提案もお願いしたいです。

それ以外にも、TMSさんは幅広いサービスを持ちながら新しい取り組みを次々進めているので、当社にマッチすることがあればぜひご提案いただきたいですね。今後も良きビジネスパートナーとして、トータルサポートを期待しています。

(取材・執筆:山下 久猛 編集:桐生 幹太 撮影:土方 翔太)