• クルマニュース
  • 2023.11.09

【新型アルファード】日本のショーファーカーを新たな次元に
エグゼクティブラウンジの快適性とは?【試乗レポ #07】

こんにちは!トヨタモビリティサービスの岡本です。
企業さまの視点で新型車のおすすめポイントをご紹介する試乗レポートもとうとう第7弾!

今回は、ショーファーカーとして、フルモデルチェンジを果たした
新型アルファード “Executive Lounge” を
「乗り心地」「快適性」「利便性」の観点から徹底検証!

企業さまにおすすめなポイントをピックアップして、お届けします。


新型アルファードが目指す「世界基準の大空間高級サルーン」とは?

旧型から「世界基準の大空間高級サルーン」を目指しフルモデルチェンジを果たしたアルファード。
世界基準のショーファーカーとして、どういった点が進化したのか、実際に乗車してそのポイントをご紹介していきます!

<試乗車種紹介>

新型アルファードは、全体的に上質で格調の高い印象を与えてくれる外装が特徴です。

フロントデザインは、ミニバン特有の迫力はそのままに、ヘッドライトまでが一体となった広く大きなグリルが目を引く特徴的なデザインに。代々フロント部分にあった名称の由来でもある「α」のロゴは位置を変え、代わりにトヨタマークが採用されています。

▲ボディサイズは、全長4995mm、全幅1850mmと従来のアルファードから大きな変化はなく、ほぼ同サイズです。

平坦になりがちなボディサイドのラインなどにも抑揚をつけることで流れるような、美しく、力強い、堂々たる姿を両立しました。
このように細部の質感にも拘ることで圧倒的な存在感に加え、高級感も感じさせる外観に仕上がっていますね!



日本ならではの「おもてなしの心」を採用し、
圧倒的に快適なリヤシートへ

新型アルファードのもう一つの特徴は、他にない心地よさを追求した『おもてなし空間』体験です。
座席に座るすべての方の「移動をくつろぎに変えること」をコンセプトに改良されたポイントを実際に体験してご紹介していきます!

<岡本EYES -試乗インプレッション->

■まるでプライベートジェット?移動を支えるエグゼクティブラウンジシート

最上級グレード “Executive Lounge” のシートには、柔らかく耐久性の高い高級レザー「プレミアムナッパ本革」を使用しているため、肌馴染みも良く、とても高級感のある空間に仕上がっています。

また、高い車高と後席のシートピッチが広くゆったり取られていることで背が高い人であっても窮屈さを感じることはなく、それどころか空間全体にゆとりも感じられました。そのため、165㎝の私もゆったりとくつろぎながら外の景色などを眺めることができました。

▲静かで広々とした独立空間になっていました!シートも程よい弾力で疲れにくく、チョットしたPC確認などをするにも最適ですね!

さらに!
飛行機等に採用されている回転テーブルまで用意されているので、移動時間でPCチェックを行いたいという場合にも快適です!

そして、多忙を極めるエグゼクティブのみなさまに移動時、
少しでも快適に休息いただけるようこの安楽姿勢のとれる「リクライニング機能」も標準搭載しています!

<安楽姿勢を追求したリクライニング機能>


▲最大までリクライニングしても、165㎝の身長でゆったり足を延ばして横になることができました!広い!

短い時間でより快適にお過ごしいただけるよう体への負担が究極に少ない安楽姿勢を追求し、極上の休息姿勢が取れるようになっています。

細かい高さ調整もできる上、前滑りしないように座面の高さも最適なものに改良されており、これなら気持ちよく休息いただくことも出来ますね!

マッサージ機能も丁度良い圧力で、移動がくつろぎの時間になりました!



■移動を至高の休息時間に変える、多機能で収納力の高いスマートな天井まわり

新型アルファードでは、環境設定を運転席・助手席の他に後部座席も左右それぞれに様々な調整が出来るようになりました。

これまで天井の各所に点在していた照明やスイッチ類、エアコンの吹き出し口などの機能を車両中央に集約。
スッキリとした天井まわり、どこの席からも扱いやすい操作性を両立しています。

さらに“Executive Lounge” には、至高のくつろぎ空間を作り出す魅力的な機能として、リヤマルチオペレーションパネルが標準搭載され、スマートフォンを操作するように指先ひとつでさまざまな機能調整を座席に座りながら簡単操作できるようになっています。

▲天井中央に配置されたスーパーロングオーバーヘッドコンソール。
“Exective Lounge”に標準搭載された高輝度LEDを採用した読書灯は、4段階に照度調整ができて書類などを読むのにも最適です!


<快適性をさらに引き上げるリヤマルチオペレーションパネル>

リヤマルチオペレーションパネルに備わっているスマートコンフォート機能を活用することでサンシェードを下げると同時に自動的に少しリクライニングして、休息姿勢に調整してくれました!親切な機能ですね!

リヤマルチオペレーションパネルでは、今回ご紹介しているサンシェード以外にも、シート操作をはじめ、
オーディオ・エアコン・ライトの調光など、微妙な調整や操作を手元のタッチパネルで完結できるのも嬉しいですね!

▲「遮光しつつ景色を楽しめる」をテーマに新たに採用された下降タイプのサイドサンシェードは、作動音の静粛性に加え、お好みの位置で止められるなど、細部にも『おもてなし』の機能が備わっていました!


■入り口から違う!スライドドアの進化

新型アルファードの「おもてなし」は、スライドドアの動きにも取り入れられています。

▲乗降車時にも乗車された方への心配りを大切にする、和の神髄と気品を感じさせる動きになっていますね!

機械的な動きになりがちなスライドドアも、メリハリがあり、無駄のない「和の所作」を参考に、始まりと終わりはゆっくり静かに、スライドする際は素早くスムーズに。

さらにトヨタ初!ワンタッチシーソースイッチを採用したことで、お好みの位置で停止したり、停止位置から直感的に開閉ができるようになりました。

今まで何かを挟みそうになって、途中で止めたい!と思っていても、見送るしかなかっただけにさりげなく嬉しい機能の追加ですね!



<女性や足腰の悪い方にも優しい両側ユニバーサルステップ


▲ユニバーサルステップが運転席側(右側)にも付けられるのは嬉しいですね!

新型アルファードは、車高が高い車種だけにステップなしで乗り込む場合、背の低い女性や腰や足の悪い方ですとどうしても乗り込みづらさが生じます。

そのため、誰もが握りやすいロングアシストグリップやスライドドアの開閉と同時にせり出す高さ220mmのユニバーサルステップが用意されています。

このユニバーサルステップが運転席のある右側にも初採用されたことで、両側にオプション搭載できるようになり、背の低い女性や足腰の弱い方がどちらからも安心して乗り降りができるというのは嬉しいですね。大きなアシストグリップがあるのもとても親切です!


  • ユニバーサルステップ(スライドドア左右/メッキ加飾付)は全グレードメーカーオプション。

ドライバー目線からもエグゼクティブの移動の快適性をサポート!

新型アルファードは、ドライバーの快適さも追求し、運転しやすいコックピットも魅力です。
しかし、今回はショーファーとしてのポイントを中心にご紹介しているので、ここではドライバー目線からエグゼクティブの移動を支えるポイントについてご紹介します。

<岡本EYES -試乗インプレッション->

■運転席からも後席をサポートする『おもてなし運転席スイッチ』

▲運転席のドアトリムなら、後席や車両の周囲にも気にせず、自然な操作も可能ですね!

“Executive Lounge” には、後部座席のシート調整や扉の開閉を操作するボタンを運転席側のドアトリムに標準搭載されています。

機能自体、従来のアルファードにも備わった機能ではあったものの、自動開閉ボタンが上部(ミラー付近)にあることから、ホテルへの送迎時、ボタンを押す行動が手を挙げていると勘違いされてしまうケースが非常に多く発生していました。そのため、運転席側のドアトリムに移動。

ドライバー目線でも、ショーファーカーとして、より快適にご利用いただけるよう進化していますね!


試乗を終えて…

一般道、高速道ともに走行してみましたが、実際のスピードがわからないくらい室内は静か、かつ、ロードノイズの影響をほぼ感じず、過ごすことが出来ました。

アルファードは装備の高級感・快適性・静粛性などから見ても、大切なエグゼクティブを送迎するに至っても必ずご満足いただける1台です!

今回の試乗レポも社用車選定の際の参考として、
ご覧いただければ幸いです。

以上、トヨタモビリティサービス岡本の試乗レポートでした!
次回の試乗レポもどうぞお楽しみに!

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