みなさまは、日頃ご利用されている社用車にどのような『安全装備』が備わっているかをご存じですか?
ひとことに『安全装備』と言っても、その機能は多岐にわたります。
そのため、『トヨタの安全装備』は、ドライバーが運転時に遭遇するシーンを6つに分けてご案内しています。
そして、いずれの安全装備も100%事故を回避できるものではなく、最終的判断はみなさまご自身で正しく行っていただくことが重要です。
しかし、どんな装備もドライバーご自身が何が備わっているかを知らなければ、その機能を活用することも難しいものです。
そこで、
・クルマの最新『安全装備』がどういったタイミングで活用できるか知りたい
・事故リスクを軽減して、安全安心に社用車を運用したい
このようなお悩みを抱える企業さまに向け、ドライバーが運転時に遭遇するシーンごとに使える『トヨタの安全装備』を
全4回に分けてご案内していきます。
2回目となる今回は、企業ドライバーが直面する機会の多い ③高速道路を走るとき に
ドライバーのみなさまの安全安心と高速走行による疲労軽減につながるサポート機能をご紹介していきます。
INDEX
交通事故というのは、運転に不安のある方だけの話ではなく、
どんなに運転に慣れた方であっても車両を運転する機会が増えれば増えるほど、そのリスクは高まっていきます。
特に高速道路の場合、長距離移動を効率的に行う目的で利用される道路のため、常に自動車が高速で行き交っており、
ドライバーのちょっとした気の緩みや不注意、交通ルール違反が思わぬ大事故に繋がりかねません。
そのため、通常の道路以上に車間距離をはじめ注意すべき点が複数あり、高速道路に苦手意識を感じる方も多くいらっしゃいます。
そこで近年発売される車両には、高速道路でドライバーの運転をサポートする安全機能が装備されています。
今回は、高速道路での事故リスクを軽減し、従業員を守る運転サポート機能とは具体的にどういったものなのか、
安全機能をひとつずつご紹介していきます。
過去にモビマガでご紹介した高速道路走行時の注意点とあわせ、是非ご覧ください。
こんなときに活躍する安全装備は…
\常に車線中央を走るようにハンドル操作をサポート/
[Toyota Safety Sense]レーントレーシングアシスト
長距離移動や長時間の運転操作などで疲労を感じている際に起こりやすい操作ミスをサポートする機能がこの「レーントレーシングアシスト」です。
この機能は、走行時、路面上の白線を検知し、クルマが走行車線をはみ出しそうな場合には、ブザー音やディスプレイ表示でドライバーに路線逸脱を知らせ。常に車線中央を走るようハンドル操作をサポートします。
さらに、白(黄)線が薄く擦れて見えにくい、もしくは見えないという場合や、雪道などでアスファルトや縁石などが把握できない場合でも前方車両を検知し、境界からはみ出しそうなときにステアリング制御し、安全に車線中心を走行するように誘導します。
そして、運転する車両のふらつきを検知した場合には、ディスプレイ上で休憩を促す警告を表示します。
レーントレーシングアシスト(LTA)
レーンチェーンアシスト(LCA)
■運転者には安全運転の義務があります。運転者は各システムを過信せず、つねに自らの責任で周囲の状況を把握し、ご自身の操作で安全を確保してください。
■各システムに頼ったり、安全を委ねる運転をすると思わぬ事故につながり、重大な傷害におよぶか最悪の場合は死亡につながるおそれがあります。
■ご使用の前には、あらかじめ取扱説明書で各システムの特徴・操作方法を必ずご確認ください。高速道路、自動車専用道路以外では使用しないでください。また、次のような状況ではハンドル操作サポート(レーントレーシングアシスト)が正常に作動しない場合があります。
・車線と誤って認識するような路側構造物(ガードレール・縁石・反射ポールなど)があるとき
・悪天候(霧・雪・砂嵐・激しい雨など)、凍結路、積雪路などで車線が見えにくいとき
・先行車追従時に、先行車が車線変更するとき
・分岐または合流付近を走行するとき など
※詳しくは取扱説明書をご覧ください。
■ハンドルを大きくきる、またはすばやく操作するとき
■システムが手離し判定をしたとき
■急カーブを走行している、急加速または急な減速を行うとき など
※詳しくは取扱説明書をご覧ください。
・応急用タイヤ・タイヤチェーンなどを装着しているとき
・タイヤの残り溝が少ない時、または空気圧が不足しているとき など
※詳しくは取扱説明書をご覧ください。
■高速道路や自動車専用道路などで使用してください。シフトポジションがDのとき設定できます。車線逸脱警報機能(車線維持支援機能中は除く)、車線逸脱抑制機能、ふらつき警報機能は約50km/hで作動します。
■故意に車線から逸脱して走行するなど、システムの作動を確認する行為は大変危険です。絶対におやめください。
■また、道路状況、車両状態、天候状態および操作状態によっては、システムが正しく作動しないことがあります。
■レーントレーシングアシストは自動で運転する装置でも前方への注意を軽減する装置でもないため、運転者は常に自らの責任で周囲の状況を把握し、ステアリング操作で進路を修正し、安全運転に心がけてください。
■設定詳細は車種により異なります。
■レーンチェンジアシスト[LCA]は自動で運転する装置でも周囲への注意を軽減する装置でもないため、運転者はつねに自らの責任で周囲の状況を把握し、ステアリング操作で進路を修正し、安全運転を心がけてください。
■故意に車線から逸脱して走行するなど、各システムの作動を確認する行為はたいへん危険です。絶対におやめください。
■安全性の観点から、ドライバーはステアリングを持ち続ける必要があります。手を放すと、レーンチェンジアシスト[LCA]が停止します。
■例えば次のような条件下では、レーンチェンジアシスト[LCA]が正常に作動しないおそれがあります。
・車線または走路の認識が困難なシーン(悪天候、逆光、濡れた路面、線がかすれている、急カーブ、急勾配、分合流付近など)
・タイヤに変化がある時(応急用タイヤ、タイヤチェーン装着時など)
■例えば次のような条件下ではシステムの作動条件が満たされずレーンチェンジアシスト[LCA]の作動をキャンセルする場合があります。
・車線を見失った時
・ドライバーの追加運転操作を検知した時(ステアリング、ブレーキ、アクセルの操作など) など
■レーンチェンジアシスト[LCA]は約85km/h〜130km/h(一部の車種:約70km/h〜130km/h)で作動します。公道を走行する時は、法定速度または制限速度を遵守してください。
■レーンチェンジアシスト[LCA]はナビゲーションにて自動車専用道路と認識していない場合には作動しません。
■レーンチェンジアシスト[LCA]は地図情報をもとに作動します。ディスプレイオーディオ(コネクティッドナビ対応)でT-Connect・コネクティッドナビの契約が切れている場合、地図情報が利用できなくなるので、レーンチェンジアシスト[LCA]は作動しません。
継続的に利用するには、T-Connect・コネクティッドナビの契約更新が必要です。ディスプレイオーディオ(コネクティッドナビ対応)Plusは、T-Connect・コネクティッドナビの契約切れであっても地図情報を利用できるため、レーンチェンジアシスト[LCA]の継続使用が可能です。
ただし地図情報が更新されなくなるため、実際の道路状況と異なることでシステムが正常に作動しないおそれがあります。システムを過信せず、つねに周囲の状況を把握した上で、運転者の責任においてシステムを使用してください。
■例えば次のような条件下ではシステムの作動条件が満たされず、レーンチェンジアシスト[LCA]が作動しません。
・ステアリング手放し警告をしている場合
■例えば次のような条件下では、レーンチェンジアシスト[LCA]が正常に作動しない場合があります。
・周辺車両が接近している時
・周辺車両が大型車(トラック、バス、トレーラーなど)、二輪車などの場合
・速度差が大きい追い越し、追い越され時 など
■例えば次のような条件下ではシステムの作動条件が満たされずレーンチェンジ中であってもレーンチェンジアシスト[LCA]の作動をキャンセルする場合があります。
・周辺車両が接近している時
・ステアリング手放し警告をしている場合 など
こんなときに活躍する安全装備は…
\先行車との最適な車間距離を保ち、追従走行をサポート/
[Toyota Safety Sense]レーダークルーズコントロール
長距離を効率よく移動するために使われる高速道路では、カーブや坂道、先行車の車線変更など、必然的に一般道路よりもアクセルワークに気を遣う機会が増加します。さらに長時間走行や渋滞が重なることでドライバーへの負荷は増大していきます。
そのため、ドライバーの皆さまの中には、渋滞時、うっかり前方の車両とぶつかりそうになったという危険な経験をされた方もいらっしゃるかもしれません。そのようなシーンで活用できる機能が『レーダークルーズコントロール』です。
レーダークルーズコントロールは、車両前方の先行車の有無や先行車との車間距離を判定し、先行車と適切な車間距離を確保するようにクルマを制御をします。さらに車間距離は切り替えスイッチを操作して、希望の車間距離に設定することも可能です。
遠方への移動や高速道路や自動車専用道路では、是非この機能を有効にご活用ください。
レーダークルーズコントロール 先行車追従機能
■先行車を検知して、適切な車間距離を保てる速度に自動で調整し、先行車がいなくなった際は、設定速度で走行を続けます。
レーダークルーズコントロール カーブ速度抑制機能
■レーダークルーズコントロールで走行中、システムが必要と判断した場合、ステアリングの切り始めで速度抑制を開始し、同時にマルチインフォメーションディスプレイでシステム作動中であることをお知らせします。(カーブ速度抑制機能付きの場合のみ)
レーダークルーズコントロール 車線変更時補助機能
■レーダークルーズコントロール使用中にウインカー操作をした際、遅い先行車を追い越すための予備加速、または車線変更先にいる遅い先行車に追従するための予備減速を実施し、スムーズな追い越しや車線変更を行います。(車線変更時の補助機能付きの場合のみ)
レーダークルーズコントロール 先々行車検知機能
■ミリ波レーダーおよび単眼カメラの検知範囲拡大などにより、前方認識範囲を拡大。停止・発進を繰り返すシーンで、先行車や先々行車の認識、進路判定、割り込み車などに対して、優れた認識性能を確保しています。(先々行車検知機能付きの場合のみ)
(出典:トヨタの安全技術 | 高速道路を走るとき | 追従ドライブ支援機能/ハンドル操作サポート | レーンキープコントロール/アダプティブクルーズコントロール/定速・全車速追従機能付クルーズコントロール/レーンチェンジアシスト[LCA] | トヨタ自動車WEBサイト)
(出典:トヨタの安全技術 | 高速道路を走るとき | 追従ドライブ支援機能/ハンドル操作サポート | レーンキープコントロール/アダプティブクルーズコントロール/定速・全車速追従機能付クルーズコントロール/レーンチェンジアシスト[LCA] | トヨタ自動車WEBサイト)
システムには限界があります。システムを過信せず、安全運転に心がけてください。
■運転者には安全運転の義務があります。運転者は各システムを過信せず、つねに自らの責任で周囲の状況を把握し、ご自身の操作で安全を確保してください。
■各システムに頼ったり、安全を委ねる運転をすると思わぬ事故につながり、重大な傷害におよぶか最悪の場合は死亡につながるおそれがあります。
■ご使用の前には、あらかじめ取扱説明書で各システムの特徴・操作方法を必ずご確認ください。
・高速道路、自動車専用道路以外の一般道での使用
・交通量の多い道路
・急カーブのある道路
・曲がりくねった道路
・雨天時や、凍結路・積雪路などのすべりやすい路面
・急な下り坂や急で勾配の変化が激しい坂(急な下り坂では車速が設定速度以上になることがあります)
・高速道路や自動車専用道路の出入り口
・センサーが正しく検知できないような悪天候時(霧・雪・砂嵐・激しい雨など)
・接近警報がひんぱんに鳴るとき など
※詳しくは取扱説明書をご覧ください。
次の状況ではセンサーが正しく車両を検知できず、接近警報も作動しません。
ブレーキペダルやアクセルペダルを状況に応じて操作してください。
・先行車が急に割り込んできたとき
・同じ車線を二輪車が走行中のとき
・同じ車線に停車中の車がいるとき
・先行車の後部分が小さすぎるとき(荷物を積んでいないトレーラーなど) など
※詳しくは取扱説明書をご覧ください。
次の状況では必要に応じてブレーキペダルで減速(場合によってはアクセルペダルを操作)してください。
■カーブや車線幅が狭い道路などを走行するとき
■ハンドル操作が不安定な場合や、車線内の自車の位置が一定でないとき
■先行車が急ブレーキをかけたとき など
※詳しくは取扱説明書をご覧ください。
■VSCが作動したとき
■TRCが一定時間作動したとき
■センサーが何かでふさがれて正しく検知できないとき
■自動(被害軽減)ブレーキ(プリクラッシュセーフティ)が作動したとき など
※全車速追従機能付とブレーキ制御付では、設定が異なります。詳しくは取扱説明書をご覧ください。
その他の理由で自動解除されるときは、システムが故障している可能性があります。トヨタ販売店にご相談ください。
■高速道路や自動車専用道路などで使用してください。シフトポジションがDのとき設定できます。車間距離制御には状況により限界があります。
■道路状況、車両状態、天候状態および操作状態によっては、システムが正しく作動しないことがあります。
■レーダークルーズコントロールはあくまで運転を支援する機能です。システムを過信せず、必ず運転者が責任を持って周囲の状況を把握し、安全運転に心がけてください。
■設定詳細は車種によって異なります。
\渋滞時に車線維持・加減速・停車・発進といった運転操作をサポート/
【+α】トヨタチームメイト アドバンスト ドライブ(渋滞時支援)機能
上記の機能にプラスして、
高速道路での走行に自信がない方や安全性を確保したい方にお勧めしたい機能が『渋滞時支援システム』です。
この機能は下記のように、最も運転疲労が溜まりやすい高速上での渋滞時に運転操作を補助し、
ドライバーの疲労とストレスを軽減させます。
渋滞時の再発進は
ドライバーの操作なしで実施!
停車後、約3分以内に先行車が発進した場合は、ドライバーが前方を監視しているときに限り、スイッチ操作をすることなく発進(既存レーダークルーズコントロールは3秒以内)。
停止・発進を繰り返す渋滞時のストレスを軽減します。
ドライバー異常時
対応システムで安心
アドバンスト ドライブ(渋滞時支援)使用中にドライバー異常を検知した場合、音と表示と緩減速による警告でドライバーに操作を促す他、ハザード・ホーン・ストップランプで車外に異常を報知しながら自車線内に減速停車し、自損・加害事故の回避・事故被害低減を支援。
停車後はドア解錠やヘルプネット®自動接続による救命要請も行い、早期のドライバー救命・救護に寄与します。
ドライバーモニターで
運転状態もサポート!
ドライバーモニターカメラでドライバーの顔の位置・向きや眼の開閉状態を検知。
ドライバーが周囲の状況を確認し運転操作できる状態であるかシステムが判断し、ブザーとディスプレイ表示で注意喚起を行います。※1
■ヘルプネット®はT-Connectに含まれるサービスです。T-Connectのご利用には別途契約が必要となります。
■ヘルプネット®は株式会社 日本緊急通報サービスの登録商標です。
アドバンスト ドライブ 渋滞時支援
(出典:トヨタの安全技術| 高速道路を走るとき | トヨタ チームメイト アドバンスト ドライブ(渋滞時支援) | トヨタ自動車WEBサイト)
認知、判断、操作を支援することで、ドライバーは渋滞時の疲労の軽減が可能となり、より周囲に注意を払った安全運転が可能になります。
ディスプレイオーディオ(コネクティッドナビ対応)でT-Connect・コネクティッドナビの契約が切れている場合、地図情報が利用できなくなるのでアドバンスト ドライブ(渋滞時支援)は作動しません。継続的に利用するには、T-Connect・コネクティッドナビの契約更新が必要です。ディスプレイオーディオ(コネクティッドナビ対応)Plusは、T-Connect・コネクティッドナビの契約切れであっても地図情報を利用できるため、アドバンスト ドライブ(渋滞時支援)の継続使用が可能です。ただし地図情報が更新されなくなるため、実際の道路状況と異なることでシステムが正常に作動しないおそれがあります。システムを過信せず、つねに周囲の状況を把握した上で、運転者の責任においてシステムを使用してください。
■2022年2月上旬までに生産された車両をお買い求めいただいたお客様については、2022年4月以降に利用可能となるソフトウェアアップデートをしていただかないと本機能をご使用いただけません。また、ご使用可能となる時期は変更になる可能性がございます。あらかじめご了承ください。
■アドバンスト ドライブ(渋滞時支援)は自動で運転するシステムではありません。システムを過信せず、運転者は常に自らの責任で周囲の状況を把握し、いつでも運転操作できるよう備えてください。
●アドバンスト ドライブ(渋滞時支援)は自動で運転するシステムではありません。本システムは道路の形状・状態・交通状況や運転者の状態に応じて、運転者への情報提供や運転支援を行います。つねに周囲の状況を把握した上で、運転者の責任においてシステムを使用してください。
●アドバンスト ドライブ(渋滞時支援)は周囲の状況・道路の状態・運転者の状態によっては作動しない、または作動を中断することがあります。また、つねに同じ性能を発揮できるものではありません。システムを過信せず安全運転に努めてください。
●アドバンスト ドライブ(渋滞時支援)の認識性能・制御性能には限界があるため、システム作動中であっても運転者自身の操作で安全を確保する必要があります。運転者は自らの責任で周囲の状況を把握し、いつでも運転操作できるよう備えてください。
●アドバンスト ドライブ(渋滞時支援)が正常に作動していたとしても、運転者が認識している周囲の状況とシステムが検知している状況が異なる場合があります。従って注意義務・危険性の判断・安全の確保は運転者が行う必要があります。システムに頼ったり安全を委ねる運転をしたりすると、思わぬ事故につながり、重大な傷害におよぶか、最悪の場合死亡につながるおそれがあります。
●アドバンスト ドライブ(渋滞時支援)は地図情報をもとに制御するため、工事などで実際の道路状況と地図情報が異なる場合、正常に作動しないおそれがあります。システムを過信せず、つねに周囲の状況を把握した上で、運転者の責任においてシステムを使用してください。
●アドバンスト ドライブ(渋滞時支援)作動中でも運転者での操作が必要となる状況があるため、運転者自身で視界を確保する必要があります。つねに視界を確保できるよう、次の機能をご使用ください(ヘッドランプ/ワイパー/フロントデフロスター・リヤウインドゥデフォッガー・ドアミラーヒーター)。
●アドバンスト ドライブ(渋滞時支援)は状況に応じてディスプレイ表示でステアリングの保持を促すことがあります。その際はただちに運転者自身でアクセル・ブレーキ・ステアリング操作を行い、安全を確保してください。
●例えば次のようなシーンでは自動車専用道路上でもアドバンスト ドライブ(渋滞時支援)は作動しません(中央分離帯がポール等で区切られている暫定供用区間、サービスエリア、料金所、路線新設された道路等)。
●例えば次のようなものの検出には限界があります。必要に応じて自らハンドル・アクセル・ブレーキを操作してください(至近距離での割込み、工事区間、落下物等)。
●衝突等の事故発生時にドライバーモニターカメラによる映像を記録することがあります。
●アドバンスト ドライブ(渋滞時支援)は地図情報をもとに作動します。ディスプレイオーディオ(コネクティッドナビ対応)でT-Connect・コネクティッドナビの契約が切れている場合、地図情報が利用できなくなるのでアドバンスト ドライブ(渋滞時支援)は作動しません。継続的に利用するには、T-Connect・コネクティッドナビの契約更新が必要です。ディスプレイオーディオ(コネクティッドナビ対応)Plusは、T-Connect・コネクティッドナビの契約切れであっても地図情報を利用できるため、アドバンスト ドライブ(渋滞時支援)の継続使用が可能です。ただし地図情報が更新されなくなるため、実際の道路状況と異なることでシステムが正常に作動しないおそれがあります。システムを過信せず、つねに周囲の状況を把握した上で、運転者の責任においてシステムを使用してください。
●公道を走行するときは、法定速度や制限速度を遵守してください。
●アドバンスト パークは、あくまで運転を支援する機能です。システムを過信せず、必ずドライバーが責任を持って周囲の状況を把握し、安全運転を心がけてください。
●アドバンスト パークは、駐車環境や周辺状況によっては使用できない場合があります。詳しくは販売店でご確認ください。
●アドバンスト パークを使用するためには、字光式ナンバープレートは装着できません。
●詳しくは販売店におたずねください。
このようにトヨタは「交通事故死傷者ゼロ社会」を目指し、
安全装備をはじめ、人に寄り添う技術を日々進化させ続けています。
しかし、安全装備として搭載される機能のいずれもが、100%事故を回避できるものではありません。そのため、事故回避の最終的判断は運転されるみなさまご自身で行っていただく必要がございます。
このように安全安心な社用車利用には、便利な機能を活かしつつ、
ドライバーのみなさまの安全運転に対する意識醸成を行なうことが
とても重要になっていきます。
トヨタモビリティサービスでは、今回ご紹介した安全装備をはじめ、
車種選定、ドライバーの運転技術向上などのリスクマネジメントサービスも幅広くご案内しております。
安全安心な社用車利用にお悩みの企業さまは、是非トヨタモビリティサービスにご相談ください。